初台オペラシティ内にあるICCへ、「みえないちから」を観に行く。
ICCには映像や機械装置といった
電源を必要とする美術作品が置かれている。
そうした作品が固まって置かれている美術館はそうそうない。
くるくる回る色とりどりの映像や
じりじりと耳に迫る音声が楽しさを与えてくれる。
最近は忙しさにかまけて美術鑑賞から遠ざかっていたので
会場に入ったとたん「帰ってきたぞ」感があった。
「みえないちから」は7つの作品で構成されていた。
以下所感。
「エキソニモ」はUstreamを使った作品。
2つに割ったスプーンを、
それぞれICCとどこか知らない場所に置いて、
映像でそれを1本のスプーンとして見せている。
背景が異なるのになあと、不思議な気分になった。
「ほこり」。これ好き。先週の吹雪を思い出した。
「拡張の瞬間の持続」。虹色。「ほこり」と制作者は同じだが
こっちはよくわからなかった。
「クライゼンフラスコ」が今回は一番良かった。
フラスコに緑色のレーザー光を当てて、壁一面にその像を映す。
水底から空を見上げるような、
透明なフィルムに包まれたような息苦しさだった。
「フォルマント兄弟の”お化け屋敷”」。
内田樹の本を何冊か読んでいたので、
亡霊という表現と適度なコミュニケーションがとれた。
今回のタイトル、みえないちから、を
体現していた作品は「フォルマント兄弟の”お化け屋敷”」
だったとかと思うよ。
「スピードスイッチング」動くものは観ていて楽しい。
装置ひとつずつ眺めては、にやにやしちゃった。
オスカー・フィッシンガーは時間切れで観れなかった。
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